最近の結納の事情

2018.04.11

こんばんは。

最近、顔合わせ食事会のご相談もいただくようになりました。ご両親様は、自分たちもしてもらったし・・・と「結納」をお考えつつ、簡単にできればな・・・と思われていたり。ご新郎・新婦様は「結納？」となる方も多いような。ということで、今回は結納について。

結納は「ゆいのもの」と呼ばれ、二つの家が新しく婚姻関係を結ぶために結納の儀式をし、結納品のやりとりをすることで両家が新たに結びつくことを祝う儀式の事です。
二人にとってだけでなく、ご両家にとってとても大切な意味のある儀式。
そして、気持ちが改まり、結婚に向けて責任感を持つことに繋がっていきます。

〈時期〉
挙式の半年前あたりに行うことがオススメ。結婚準備が本格的になる前に、ご両家でいろいろと相談する機会ともなりますから。印象としては、花嫁様のご両親様の方が気合いが入っていらっしゃるような・・・。やはり、結納にふさわしいとされるお日柄は、「大安」「友引」「先勝」です。

〈服装〉
結納式の時の服装には正装と略装があります。
正式なのはもちろん正装ですが、略装で式に臨まれる方もいらっしゃいます。
私共は、選ばれた会場に相応しい装いになさることをお勧めしております。
服装は両家で相談して「格を揃える」ことも大切。
基本的に男性はスーツ、女性は華やかな訪問着やつけ下げ（正礼装は振袖）をお召しになってくださいね。
洋装の場合は、短い丈や黒色のデザインのものは避け、ドレッシーな雰囲気のスーツやワンピースを選びましょう。

「正式結納」のような格式高い結納をする場合、服装は最も格の高い「正礼装」がふさわしいです。
◯男性本人
五つ紋付羽織・袴
◯女性本人
振袖

◯両家の父親、仲人男性
五つ紋付羽織・袴
◯両家の母親、仲人女性
黒留袖、五つ紋の色留袖

「略式結納」
◯男性本人
ブラックスーツ・ダークスーツ
◯女性本人
洋装：黒以外のワンピース・ドレッシーなスーツ
和装：振袖・訪問着
(洋装の場合、結納の主役である女性本人は、華やかで上品な服装が好まれます。)

◯両家の父親
ブラックスーツ
◯両家の母親
洋装：黒以外のワンピースやスーツ
和装：訪問着・付け下げ・色無地
◯仲人男性
ブラックスーツ
◯仲人女性
洋装：黒以外のワンピースやスーツ
和装：訪問着・付け下げ・色無地

また、女性本人の「振袖」は、本来は正礼装ですが、現在では簡略化した結納でも着て構わないとされています。
振袖は未婚女性が着るものだからこそ、「結納が振袖を着る最後の機会になりそう」と振袖を着られる方も多くいらっしゃいます。

ヒサコタカヤマでは、結婚式当日のお衣装はもちろん、結納でお召し頂ける「振袖」も取り揃えております。
特別な結納の儀式に、是非ヒサコタカヤマの振袖、五つ紋付羽織・袴をお召しください。
ヘッドアクセサリーや、お小物もトータルコーディネートさせていただきます。